圧力鍋は、1台あると非常に便利です。
しかし、すでにたくさんの種類の圧力鍋が出回っていて、初めて購入する方にとっては何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、初心者でも間違いのない圧力鍋の選び方をご紹介いたします。
基本をおさえたら、あとは予算内で選ぶだけですよ。
圧力鍋の材質と構造から選ぶ

アルミ製
こんにちは!今日は圧力鍋の材質について一緒に学んでいきましょう。
まずはアルミ製の圧力鍋から。
アルミ製は、なんといっても軽いのが特徴です。
熱伝導も良く、すばやく加熱ができるんですよ。
でも、軽いので、ちょっとしたことでぐらついたりするんですね。
でも、扱いやすさを考えると、初心者さんにもおすすめですよ!
ステンレス製
次に、ステンレス製の圧力鍋です。
ステンレス製は、耐久性が高く、長く使えるのが魅力。
お手入れもしやすいんです。
ただし、アルミ製に比べると熱伝導はちょっと劣ります。
つまり、加熱に少し時間がかかるんですね。
でも、その分、しっかりとした作りで、安心感がありますよ。
多層式
最後に多層式の圧力鍋です。
これはアルミとステンレスのいいとこ取り!
熱伝導性と保温性を兼ね備えているんです。
つまり、素早く均一に加熱できて、しかも温かさが長持ち。
ただ、ちょっとお値段が高めですが、その価値は十分にありますよ。
圧力鍋の圧力方式から選ぶ

オモリ式
オモリ式は、その名の通り、重り(オモリ)を使って圧力を調節するタイプです。
このタイプの特徴は、何といってもシンプルさ。
圧力調節が直感的で、初めて圧力鍋を使う方にも分かりやすいんです。
オモリがゆらゆら動く様子を見るだけで、圧力がかかっているかどうかが確認できます。
ただし、オモリが動くときの音が少し気になるかもしれませんね。
スプリング式
続いてスプリング式です。
こちらは圧力をスプリングの力で制御するタイプ。
オモリ式よりも少し進んだ機能を持っています。
圧力がかかると、インジケーターが上がって、目で見て圧力の状態を確認できます。
これがあると、調理中の圧力管理がずっとラクになるんですよ。
ただ、オモリ式に比べると、構造が少し複雑なので、扱い方を少し学ぶ必要がありますね。
圧力鍋のサイズから選ぶ

一人暮らし
一人暮らしの方には、小さめの圧力鍋がぴったりです。
2~2.5Lのサイズがおすすめ。
これだと、ちょうどいい量の料理が作れるんです。
しかも、小さいので収納もラクラク。
一人分のお料理や少量の下ごしらえにも最適ですよ。
二人暮らし
二人暮らしの場合は、少し大きめの3~4Lの圧力鍋が良いでしょう。
このサイズなら、二人分の食事はもちろん、お弁当用の作り置きもできちゃいます。
また、少し余裕を持って調理できるので、料理の幅も広がりますよ。
3~4人家族
3~4人家族の方には、4~5.5Lの圧力鍋が最適です。
家族全員分の食事を一度に作れるので、とっても便利。
また、一度に多めに作って、残りは保存しておくこともできますね。
家族みんなが喜ぶお料理を、効率よく作ることができますよ。
圧力鍋の圧力値をチェックして選ぶ

高圧での調理
圧力鍋を使う最大のメリットの一つが、高圧での調理です。
高圧を使えば、かたまり肉やお魚の骨など、硬い食材もあっという間に柔らかくなります。
野菜も高圧で調理すると、その甘さが引き立ちます。
ただし、高圧だと煮崩れしやすいので、注意が必要です。
また、白米などはモチモチしすぎてしまうことも。
だけど、時短調理を重視するなら、高圧での調理は大きな味方になりますよ。
低圧での調理
低圧での調理は、もうちょっとマイルドです。
煮崩れが少なく、普通の鍋で調理するような味わいが楽しめます。
白米を炊くときには、低圧でふっくらとした仕上がりになりますね。
高圧と低圧、どちらも使いこなせると、圧力鍋の可能性が広がります。
圧力鍋の熱源を確認して選ぶ

IHコンロをお使いの方、特に注意してほしいのがIH対応の圧力鍋を選ぶことです。
最近の圧力鍋はほとんどがIHに対応しているんですが、中には対応していないモデルもあります。
IHコンロは熱源が違うため、IH対応でないと圧力鍋が正常に機能しないんですね。
購入前には必ずチェックを忘れずに。
そして、IH対応の圧力鍋は、ガスコンロにも使えるので、どんな環境にも対応できて便利ですよ。
圧力鍋の使いやすさと機能をチェックして選ぶ
圧力鍋を選ぶとき、使いやすさも大切なポイントです。
使いやすい圧力鍋は、調理をもっと楽しく、もっと手軽にしてくれます。
ここで注目すべきポイントは、蓋を開けやすさ、鍋の重さ、圧力が加わったタイミングの理解しやすさ、騒音レベルなどです。
特にフタは、圧力がかかっているときは開けられない安全設計が一般的ですが、圧力が下がった後はスムーズに開けられるものを選びましょう。
また、鍋自体の重さも重要です。
重すぎると取り扱いが大変ですが、軽すぎると安定感に欠けることがあります。
自分が楽に持てる重さを選ぶのがポイントです。
さらに、圧力がかかったタイミングがわかりやすいと、調理中の安心感が違います。
最後に、圧力鍋は音がすることがありますが、静かなものを選ぶと、より快適に使えますよ。
圧力鍋での料理の魅力

圧力鍋の最大の魅力は、やはりその時短効果です。
例えば、通常なら長時間かかる豚の角煮も、圧力鍋を使えばあっという間。
火にかけている時間が大幅に短縮されるので、忙しい日でも手間をかけずに美味しい料理が楽しめます。
また、圧力鍋は熱効率が高いため、ごはんもふっくらと美味しく炊き上がります。
圧力をかけることで、普通の100度の調理では出せない味や食感が引き出されるんです。
シンプルな料理でも、一味違った美味しさを実感できますよ。
圧力鍋を使えば、料理の幅も広がります。
煮込み料理やスープ、蒸し物など、様々な料理に挑戦できます。
忙しい日々の中でも、圧力鍋があれば手軽に美味しい食事を作ることができるので、毎日の食卓がもっと豊かになりますよ。